社会人が司法試験に合格するための方法

明けましておめでとう御座います。

 

今年5月の司法試験まで、130日弱。

予備合格後は、司法試験の過去問に取り組んでいますが、相当難しいです。

結構焦っていますが、一問ずつ潰していくしかないです。

 

さて、社会人の方が、法曹資格取得するための方法につき、簡単な考察をメモします。

偉そうな事書いてますが、まだ司法試験受かってません。

 

まず、前提として、「法曹資格取得が切実である方」の選択肢を記載します。

今の仕事もいいけど、法曹資格取ってみたいな、的な感じの方向けには、また別で書こうと思います(就活や法曹資格取得後の年収等も踏まえて)。

 

結論は、「法曹資格をどうしても取得したい方で、なかなか予備試験に合格出来ない方は、貯金して、ロースクール(以下LS)に入学して下さい」です。「ただし、未修はだめ」です。

LSは、セーフティーネットとしての価値が高い、というかそれ以外の価値を見出せません(対司法試験の関係で)。特に令和5年度からは、LS在学中に司法試験を受験出来るので、セーフティーネット機能も高まります。

 

令和3年度のデータからは、ざっくり以下のことが言えます。

 

①LS未修入学→3年後に約20%の確率で司法試験合格

②LS既修入学(早慶以上)→2年後に約70%の確率で司法試験合格

③予備試験合格→1年後に約90%の確率で司法試験合格

 

①の選択肢はリスキー過ぎますね。

②と③は、入り口で比較すると、相当に差が有ります。③は激ムズです。

社会人経験者なら、②は、ある程度の優遇措置(社会人経験がプラス評価になる。学部成績悪くても不問でしょうし。)が見込まれ、LS入試で頑張れば、余裕で合格できると思います(狙い目です)。

逆に言うと、②すら受からないなら、撤退を検討した方がよいです。

 

②で、「2年後に約70%の確率で司法試験合格」という出口を確保しておいて、LS在学中に③を並行して目指す(合格確率を70%から90%に上げる。令和5年度からは、LS既修入学の翌年に司法試験受験出来ます)というのが、ローリスク、確実なリターンではないでしょうか。

 

2年計画として、最低でも500万円くらいの貯金が必要だと思いますが、それを確保できたなら、即LS入学しても良いと思います。